‘2009/11’ カテゴリーのアーカイブ

www.ホームスタートって? 子育て支援に本当に望まれるものは何?・・・第2弾

2009/11/08

大正大学(西巣鴨)で開かれた「ホームスタート特別講演会」に行ってきました。

ホームスタートとは、まだあまり聞き慣れない言葉ですが、いったいどういう子育て支援なのでしょうか? 大正大学 人間学部の西郷教授が概要をレクチャーしてくれました。

西郷教授のレクチャー

ホームスタート(HS)とは、未就学(6歳以下)のいる家庭にボランティアが訪問する、イギリスの「家庭訪問型子育て支援」です。導入国では、有効な虐待予防対策の一つとして、政府や自治体の子育て支援策に位置づけられています。

「親が親をサポートする」ピアな活動を行うHSホームビジターは、子育て経験のある人が大半で、HSホームビジター養成講座を終了した後に、訪問を希望する家庭へ週1回2時間程度無償で訪問します。滞在中は、友人のように寄り添い一緒になにかをしながら、「傾聴」(話を聴く)や、「協働」などの活動をし、親が心の安定や自信を取り戻し、地域へと踏み出して他の支援につながるきっかけ作りを応援します。

また、各地域組織の中核をになうHSオーガナイザーが、一人ひとりのホームビジターのサポートやケースごとの相談調整を的確に行えるよう、支援の質を管理するための様々なツールやシステムが開発されています。」詳しくは http://www.homestartjapan.org をぜひ!

本家イギリスの「英国ホームスタート」は 1973年以来35年以上続いているボランティア団体。現在世界各国の19カ国で500以上の団体がHSの事業を展開しています。

日本では、つい先日NHK・首都圏ネットワークで取り上げられた東京都清瀬市のNPO法人子育て支援ネットワーク・ピッコロの活動が第一号として、脚光をあびはじめたところ。HSジャパンの代表理事をつとめる西郷教授から声がかかり、きっかけとなったそうです。

小俣みどりさん(NPO・・・ピッコロ代表)の話によると、「最初は、日本になじまないやり方で、無理ではないかと思っていたがイギリスの研修を終えて、実際に清瀬で試行してみた。これこそ本当に効果のある子育て支援で、待ち望んでいた人がいることが分かった」とのこと。(試行にさいしては、公費の児童環境づくり基盤整備事業費を申請し利用)

今回の特別講演では、オーストラリアから マリリンとミシェルのお二人が参加、それぞれ世界的に この活動をどう広めているかや、HSオーストラリアの活動状況をパワーポイントで分かりやすくレポートしてくれました。HSの各国も支えあいの精神で、一人でも多くの親子の幸せにつながるようにと奔走していることがわかり、とても心強い印象をうけました。

会の進行役、HSジャパン事務局の山田幸恵さんは、国会でのロビー活動などをしっかりやり日本でもこのHSの活動を定着させる ためにがんばりたいとのこと。山田さんは分かりやすくオーストラリアからのお二人の同時通訳をしてくれました。

会場には、先日の養成講座を終了したばかりの人もいて、熱気にあふれた雰囲気でした。今回の講演をきき、このホームスタートは私がかねてから考えていた親を支援するタイプの子育て支援。町田市でもこのHSの活動を何とか立ち上げて、大勢の親子の生きる力を応援していきたいと強く思いました。

七国山ファーマーズセンターと市民研修農園で・・・

2009/11/07

七国山のファーマーズセンターでは、11月7日(土曜日)農業委員会の主催により、町田市に住むファミリー向けにお餅つきが行われ大勢の家族連れでにぎわっていました。市内の農家の皆さんが大勢スタッフとして参加。秋晴れのおだやかな一日、徒歩で坂道をのぼってきた親子連れをもてなしてくれていました。農家のおかみさんたちもバンダナを巻いて張り切って搗き立てのおもちや、トン汁をふるまってくれました。

おじさんといっしょに ペッタンコ

もち米を蒸すための 大きなかまど

これから年末にかけては、市内の各地で お餅ちつきが行われ大勢の子どもたちが日本独特の行事を楽しむことになります。

研修農園のわきにこぼれ種から そばの花が咲いていました

ファーマーズセンターに隣接する町田市の市民研修農園も訪ねました。NPO法人たがやすのメンバーが講師となり、農業の手ほどきをしています。家庭菜園を充実させたい人もいれば、援農といって農家の人手不足を補うために、収穫や草取りを手伝うためのスキルを身に付けることを目的にする人もいます。また休耕地を再生する力量の養成も目的の一つ。

都市に残る農地はとても貴重です。 新鮮な野菜の供給はもちろんのこと、良好な景観の保持、夏の暑さをやわらげ、Co2の吸収により温暖化を防止、水を涵養し、いざという災害時の避難場所にもなるなど多面的な機能を有しています。さらに、ここ七国山は農業体験や環境教育のフィールドとしての役目も果たしています。

なんとか町田市の農地がこれ以上減らないよう、行政がこうした活動をもっともっと支援してほしいものです。

ところで、小山田桜台に設置されている大型生ごみ処理機の生成物はここに持ってこられ、堆肥として使えるようにさらに手が加えられている場所でもあります。見事に耕作され、ネギ、ブロッコリー、ホウレン草、大根、里芋など季節の野菜が栽培されています。

ねぎの畑は 深さをだすため土を高く盛り上げてあります

たがやすのメンバーで研修農園の講師Nさんの自慢のネギ畑です!11月21日はここでとれた野菜で芋煮会。大勢でつどい、日ごろの苦労話などに花が咲くことでしょう。

おもいがけずネギをもらいました。今夜は何にしようかな・・・

 我が家でも、鉢に小松菜や春菊をまきました。サラダの上にのせても美味しい!

みずみずしい小松菜の緑が美しく、うれしくなります

ブロッコリーの足元に春菊をまきました

NPO法人 たがやすは http://homepage3.nifty.com/npo-tagayasu こちらから。

市民病院の将来を守るには?

2009/11/05

自治体病院の抱える問題点についてのセミナー 「地域医療政策セミナー」に参加しました。A.厚労省の審議官の報告 B. 病院の現場で働く外科医師の報告 の両者の主張を聞きました。会場では、全国各地から自治体の議員などを中心に約350名が熱心に耳を傾けました。セミナー会場 コスモホールの雰囲気

町田市でも市民病院を持ち、総務省や、厚労省の方針に従って、経営改善の努力をしてきましたが、全国的な医師不足は、市民病院にも大きく影響を与えています。市民病院で医師が不足しているのは、脳外科・整形外科・小児科など。救急の患者さんに対応するのが使命の市民病院としては、本来ならば救急専門医が必要ですがそれも難しく、他の科の常勤・非常勤のドクターがローテーションを組んで救急に当たっているのが現状。

町田は首都圏なので、ドクターを確保するための条件としてはそんなに悪いわけはないといわれます。しかし、小児救急は常勤医の数不足のためまだ全面的に再開にいたっていません。なぜこのように医師不足をまねき、昨年は妊婦さんがすぐに病院に受け入れられずたらい回しになった後に死亡するなどの悲劇が起きたのか。なぜ、日本の医療がここまで危機的な状態になったのか?

それは医療費亡国論をかかげた厚生省の方針を政府が国の方針としたことにあり、医師を増やすことが国民医療費を増大させるという理由で、長い間医師数が抑えられてきたことが一番の原因とのこと。(これはもちろん厚労省の審議官の説明ではありません・・・)

会場の都市センターホール前にて

ほかにも医療費増大の影には、先端医療のための高度医療機器の普及と度重なる更新、薬品メーカーの圧力による医薬分業など他の要因が強く影響している。また度重なる改定により複雑性を増したうえに下方修正された診療報酬体系が、自治体病院の経営を悪化させているとも。前政権は2200億円の医療福祉財源を削減し続け医療崩壊をまねいて来ました。

この夏の衆院選で政権が変わり、つぎつぎに新しい政策が打ち出されています。厚労省ではさっそく医師数の増加の方針や、病院の療養病床削減の方向を撤回するなど。新政権の舵取りに期待しつつ、この受難の時代をどう乗り越えて、本当の意味で国民一人ひとりの健康をまもる砦として自治体病院がその役割をはたせるか。市議会議員の一人として町田市民病院を守っていけるようしっかり問題の本質を見極めることができる目をもつため、勉強を重ね同時に市民の声を伝えていく役目をはたさなければと思いました。

講演のプログラム

A.厚生労働省大臣官房審議官: 唐澤 剛氏 「今後における地域医療政策の課題」               B.済世会栗橋病院副院長:    本田 宏氏  「地域医療の再生」

                                                                本田宏氏については、 NPO法人 医療制度研究会 http://www.iryoseido.com を!

 

 

 

野原であそぼう!野津田丘の上 秋祭り

2009/11/04

野津田公園はスポーツ公園であると同時に、自然を身近に感じその恩恵をうけて多様な市民活動を展開している公園でもあります。毎年11月3日には、ここヤマナラシ広場で野津田雑木林の会主催で、丘の上秋祭りが開かれます。今年は、雑木林の会のお手伝いを兼ねて参加しました。 

ヤギの皮を張ったアフリカの太鼓!

秋晴れのもと大勢の家族連れでにぎわった様子をレポートします。まず上の写真はアフリカの太鼓!子どもたちも丸太を太鼓に見立てて棒切れのバチでたたいてリズムを楽しみました。マラカスやカウベルのパーカッションも。野外で聞くとのびのびとして、一気にアフリカの大地を想像できそうな気が・・・

手前で子どもたちが丸太をたたいています

パン種を竹の先に付けて焚き火で焼きます!

竹の先にパン種を巻きつけ焚き火で焼いて・・・う~ん香ばしくてそのまま大きな口をあけてほうばる!外遊びならではの醍醐味ですね・・・野原は野草のてんぷらの屋台を始め、ワークショップもいろいろ。次の写真は玉ねぎ染め。触媒により同じ材料で染めてもミョウバンを触媒にすると明るい黄土色に、鉄を使った場合は濃いカーキ色からこげ茶色にと、こんなにも仕上がりが違うのを体験。野原での化学実験室です。

玉ねぎ染め、触媒でこんなにも色の出方が違います!

日ごろ草木染めに興味を持ち本格的にはまってしまった女性からの見本出品もありました。真綿が色とりどりに美しく輝いていました。

小川さんの草木染はお日様の光で輝いていました

雑木林の会では近くに麦畑を耕作。畑の堆肥場にはカブトムシの幼虫がいっぱい・・・家族連れが、来年の夏にはりっぱなカブトムシを自宅で孵化させようと買い求めていました。我が家でも子どもたちが小さかった時代に、大きめのバケツに落ち葉と腐葉土いっぱいのなかに幼虫を入れ孵化させたのを思い出しました。麦畑の耕作など野津田雑木林の会の活動には誰でも参加できます・・・問い合わせ先はhttp://www.nozuta.net

白くて丸まっているのがカブトムシの幼虫

ドングリ餅は柿の葉にのせ、きな粉味でめし上がれ!

ここでの超目玉は、どんぐり餅3日間かけてアクを抜いてお餅に仕上げてあります。とっても大変な作業を経て作られたどんぐり餅はうっすらとオリーブ色で上品な葛餅のよう。赤や黄色に紅葉した柿の葉にのせられ、きな粉をかけていただきました。売り子さんの子どもたちも美味しそうに食べていました。

たぬき山は美味しいコーヒーなどで参加

成瀬の冒険遊び場たぬき山や、きつね原っぱ のスタッフも美味しいカフェや木工作で参加。町田語り手の会は、野原に敷いたシートの上で手遊びや語り、読み聞かせでこどもたちに心の栄養をとどけてくれます。可愛い指人形の登場で小さな人たちが心から楽しめるように工夫がされていました。

野原での読み聞かせに耳をかたむけています

アイヌのユーカラをアレンジしてきかせてくれました

北海道のアイヌ出身の床さんは、伝統的なアイヌの衣装で歌ってくれました。午後には、衆議院議員の くしぶち万里さんも来場し、ピースボート時代の活動を思い出し参加者と語り合っていました。

晴れた空の下、新しい出会い もありました。太鼓のAさんとは子育て談義で、また魔女風のターニャさんとも意気投合。最後の写真の、野菊をアレンジした首飾りが素敵です。この野の花アレンジメントには、恵泉女学園から若い学生さんのボランティアもあり、今後につながる期待が持てそうでした。

自然からの恩恵で豊かな生活が築かれてきたことを日ごろは忘れがちですが、こうした野原での一日が思い出させてくれます。町田市にはまだまだ大切にしたい自然が残されています。都会型の日常生活のすぐそばにあるこうした自然は、私たちの生活に潤いとゆとりを持たせてくれる市民の大切な財産として、しっかり守らなくてはと、再認識させられた一日でした。

会の代表久保さん、岩田さんそしてターニャさん

 ターニャさんと意気投合しました

文化祭に行こう!

2009/11/01

 小山田中学の文化祭は、毎年楽しみに訪れ生徒の発表や、PTAの展示、伝統となっているお茶席を楽しませてもらっています。H10年に私自身が、PTAの会長をしたこともあって、仲間と共に文化祭の準備をしたことを懐かしく思い出します。毎年おとずれる度に、保護者の努力が縁の下の力となって地域の学校のこうしたイベントを支えていることを再認識させられます。

中学2年生の発表は、職業体験。職業体験は、町田市教育委員会の進める まちだっこカリキュラムの一つ:キャリア教育の柱の一つ です。発表を見ると、本屋さん、保育園、金物屋さん、市役所、福祉施設と様々な事業所で体験していることがうかがえます。将来の仕事を選択する参考になっているでしょうか?或いは、何のために学校で勉強をするのかという子どもたちの疑問に答える一助になっているでしょうか?今度、中学生にインタビューして生の声を聴いてみたい気がします。また、教育委員会も過去に体験したことのある卒業生からアンケートをとるなどして、どのような効果があるのかを検証することも必要ではないでしょうか?

中学2年生 職業体験発表

その他は 体育館での学年別の発表をはじめ、部活動のブラスバンドなど、保護者の方も楽しそうに我が子の様子を見学していました。新型インフルエンザの集団発生が心配されていましたが、無事に予定通りの開催となり、生徒を始めPTAや学校の先生方にも何よりの一日となりました。

受け継がれるPTAのお茶席

 季節の和菓子と いただきます

よしずやススキ、カラスウリなどで季節の雰囲気をかもし出した お茶席を楽しみました。もちろん生徒もお昼の時間帯に楽しみに訪れます。

 お茶席で友人と再会

PTAの展示では、地域の学校のイベントを盛り上げようという気分があふれています。先生方の幼かった頃の写真をはじめ思い出の品や、趣味の披露などがしてあっていつもと違う先生の一面のわかるコーナーもあり、毎年生徒をはじめ人気を集めています。その他、保護者の皆さんの力作を始めとして、今年は地域の介護施設からも作品が。私もトールペイントの作品を毎年出品させてもらいます。皆さんの力作、写真で報告いたしますね。全部紹介できないのが残念なくらいです。

PTA文化研修部長さんと

 ハロウィンでお出迎えしてくれました

フェルト細工のチョコレート!おいしそう!

 近くのグループホームから張子の「牛」も出品

あなたもぜひ地域の学校を応援する意味もこめて、「文化祭に行こう!」 きっと面白い発見があるかもしれません!