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議会報告 2009年議会での私の一般質問

2009/12/31

一般質問、議員活動の大切な柱の一つ。市民生活にかかわるあらゆる分野の問題点を取り上げることが出来、市民が何に困っていて、何を望んでいるかを、本会議場でを明らかにして市政の改善点を指摘したり、新たな視点で新しい施策を提案する仕事です。一時間の持ち時間内に、出来る限りのやりとり。毎回緊張の連続の60分です。

2009年の9月議会では、市民の健康に関連した質問を4項目行いました。

市民の健康への関心や、医療への関心は年々高まり、行政のきめ細やかな対応が求められています。また、ストレスの多い現代の生活。この日本では、毎年3万人をこえる人が11年連続で自殺している大変深刻な現状があります。身近な自治体として自殺予防に、真剣に取り組んでほしいものです。こうした観点から、次の4項目の質問をしました。

1.障がい者歯科診療の拡充を

問い   07年10月から健康福祉会館一階で毎週木曜日に実施されている障がい者歯科診療は好評で3週間先まで予約がいっぱい。認知症・心臓病などのためリスクのたかい人もかかっており、今後ますますニーズが高まっていく。診療を精力的にこなしている担当歯科医と、患者さんの双方から、診療日を週2回に増やしてほしいと望む声があるがどうか? また、重度障がい者は通いなれた施設での出張歯科検診が望ましいと歯科医師会からの申し出がある。市の支援が必要だがどうか?

市側回答 今後、利用者や歯科医師会の意見を聞き研究していく。重度障がい者は在宅診療もふくめて研究していく。

いづれも「研究していく」との回答。口腔ケアは全身の健康に大きく関わるとしてその重要性が指摘されています。行政には市民の健康増進に積極的な役目を果たす義務があります。先進的な自治体にならい、前向きに取り組むよう強く要望しました。

2.自殺対策の取り組みを問う

問い    深刻な事態に政府は06年6月自殺対策基本法を施行した。この法律に基づいて身近な自治体として市は具体的にどういった施策を実施するのか?

市側回答 08年はNPOの自殺対策支援センターからの講師に「自殺予防私たちに出来ること」の講演会、09年は医師会と共催で「うつ病をもっとよく知ろう」の基調講演とパネルディスカッションを実施。市のHPとあわせて、こうした普及活動を行っている。

問い    家族への啓発活動が効果的であることは、自殺率を半減させた秋田県でも実証されている。そのほかに法テラスや電話相談など相談窓口の積極的な広報が必要ではないか?また55歳~65歳の自殺率が36.7%と高いことから、市の健康相談や生活保護など各種相談窓口の連携が必要ではないでしょうか?

市側回答  庁内でなにが対策として取れるか検討させていただきたい。

町田市では昨年81人の尊い命が自殺により失われました。制度・慣行の見直しや相談・支援体制の整備など社会的な取り組みと、うつ病などの精神疾患への適切な治療により、自殺は防ぐことができると言われる様になりました。安心して悩みを打ち明けられる体制の推進を、行政がリードして積極的にすすめてほしいものです。

3.地域医療の問題点について

問い    今後地域での在宅療養が増えていくなかで、事業所と患者やその家族とのコミュニケーションが十分でなく、患者家族が大変不快な思いをした事例があった。コミュニケーション不足の事態を招かないための方策は?

市側回答 事業所連絡会等を活用して事業者との連携をはかって、十分なサービスができるよう対応してまいりたい。

問い    新型インフルエンザの流行で子育て世代の間に不安が広がっている。市民病院の小児救急の全面再開はいつになるのか?

市側回答 全面再開に向け医師会と病院と協力し様ざまな医療機関にはたらきかけ医師の確保に努めているところ。

問い    再開に際しては医師の過重労働を防ぐため、コンビに受診対策が欠かせないと思うが、対策は?

市側回答 現在はドクターが保護者に話をすることで対策としているが、今後パンフレットの配布など検討していく。

事業者には市民の立場に立ち誠意ある対応を、市民病院には一刻も早い小児救急の全面再開をつよく求めました。

4.Hibワクチンに公費の助成を

問い    乳幼児のHibによる髄膜炎は、小児科専門医でも早期発見は不可能とされている。対策の一番はワクチン予防接種といわれている。他の自治体でも始まっている公費補助の早期実施を求めるがどうか?

市側回答 Hib予防接種を実施した場合の費用は、0歳から4歳までの対象者のうち、接種率20%、補助額3,500円とした場合、年間約3,200万円となる。公費補助については前向きに検討してまいりたいと思っている。

と前向きな答弁を引き出すことが出来ました。さらに来年度の予算に確実に組み込まれるためには、ひき続き働きかけが必要と考えています。

今回の一般質問の結果、成果としてHibワクチンの公費助成にめどをつけることが出来ました。さらに、市民の健康と福祉を増進していくため、特に地域医療の充実、自殺対策をはじめとする命をまもるための施策のため活動していかなくてはとの思いを強くしています。

これより以前の一般質問は、町田市議会ホームページ の 各議会の吉村こずえの項を検索してください。子育て・子育ち、教育、医療、福祉、環境、食育などの質問内容を具体的にごらんいただけます。議会中継録画もご覧になっていただけると大変うれしいです。